2013.04.30 Tuesday
ウインドウペイン
古典格子柄の一つ
格子の間隔が広く細い格子
単純な格子柄ですが味わいがあります。
ツイードは勿論良いのですが
僕的にはこういうサキソニーというのがウインドウペインというイメージ
なぜなら子供の頃より慣れ親しんだ織物は
紡毛毛織物より梳毛毛織物だったからです。
そのわけは 単なる父の好みで
店には梳毛毛織物が多かったというだけのこと。
もっともツイードでも紡毛もあれば梳毛もあるので話が少しややこしくなる
ツイードは紡毛が多い感じで
紡毛ツイードが味があるように思います。
梳毛ツイードは紡毛にないソフトさが良いのですが・・
カシミヤとなると羊毛でなく獣毛なのでまた話が変わる。
ヘリンボンは日本では杉綾と呼ばれますが
ウインドウペインは窓枠格子とは呼びません。
Macユーザーにも おすすめのウインドウペイン(冗談)
ヘリンボンとのダブルプレイドというのも洒落てます。
グレイウインドウペインというのは 大人っぽく都会的な格子柄と思います。
服地を裁断するとき脇で格子があうようにするのは 洋裁の基本中の基本ですが
特にウインドウペインというのは格子が細く間隔が広いので この基本は守るべきです。
多配色格子でも正方形で細い格子柄は
ウインドウペインと思い込んでいましたが(例えばダブルウインドウペインとか)
多配色格子になるとタッターソールになるようです。
このマフラーは ラージタッターソールという柄名
タッターソールが小さな格子柄という固定観念を軽く覆されました。
それとも他に何か格子柄のルールがあるのかもしれません。