手縫いのように静かなシンガー188U

今日 シンガー188Uを踏んでいると

 

買物から帰ってきた母親が近寄ってきて

 

「たいがい静かなミシンやな、手で縫っているみたいや」とポツリとつぶやく

 

ずっと愛用しているこちらにしたら

 

踏み板のコトコト音と針棒のややガサついた動作音が気になるが

 

ミシン内部の動作音は本当に静かで

 

はずみ車は絹のように滑らかに回る

 

これは内部部品の工作精度と材料が良い証明でしょう。

 

母愛用の同時代の黒塗りシンガー家庭用191Uも工作精度が良く安定した美しい縫い目のミシンですが

 

職業用ミシン シンガー188Uの方が一枚上手の縫い品質

 

厚手のジーンズの裾上げの脇部分も針飛びなどなく何食わぬ感じですんなり縫え

 

ボイルのような薄物も針交換なしで糸調子をちょっと弱くするだけでも美しく縫ってくれます。

 

家庭用ミシンはジーンズの裾上げ脇部分などは弱いトルクと柔らかいHA針なので貫通力が低くく手こずります

 

職業用ミシンは硬いDB針と強いトルクが家庭用とは別物の縫い動作

 

工業用ミシンとなると強いトルクと貫通力に加え

 

何時間でも縫う連続動作可能な耐久性能が追加されます。

 

足踏みミシンを使いはじめた三年前は縫いはじめの踏み板を踏むコツがつかめずに

 

逆回転になって何度も糸を切った

 

はずみ車を回さず踏み板だけで正回転させる達人もいます

 

そうなると電動ミシンと使い勝手は変わりませんが

 

中々そこまで腕が上がっていないです。

 

 

職業用足踏みミシンシンガー188Uの美点

それは太いトルク


ゆっくりと踏む超スローでもトルクは落ちずに針が布を貫通する
足と針棒で家庭用にはないものを感じる
同じシンガー188Uを愛用している東京のテーラーは
工業用ミシンで何本も針を折ったヘビーなツィードのポケット縫製が
この足踏み職業用ミシンは何食わぬ感じで一発で縫えたという
足踏み職業用ミシンは
オーディオでいったらアイドラードライブターンテーブルかも
ミシンからターンテーブルに興味がわくこの頃です。

自分の寿命よりミシンの方が寿命が長いような気がする

我が家には 

 

店に本縫いミシンが5台 ロックミシンが1台 

他に本縫いミシンが3台 合計9台のミシンがある

 

実際に使うのは本縫い2台 ロック1台の3台

 

ロックミシンはともかく 

 

古いシンガー直線縫いミシンは純機械式で

モーターはあっても電子回路はまったくない(モーターは新品台替えは入手可能)

 

ライカ同様にこういう機械式ミシンはメンテナンスさえ間違わなければ ずっと縫えるように思える

 

自分の寿命よりミシンの寿命が長いような気がする

 

美しくレストアされた1940年代のシンガーミシンなどをYouTubeで眺めていると そんなことを思った。

 

フットコントローラーのない家庭用ミシン

最近の家庭用ミシンはフットコントローラーでなく本体ボタンで操作するミシンが多いらしい

 

使ったことがないので使用感はわからない

 

足踏みミシンは はずみ車を手前に回すので縫い始めは片手で布を押さえて同じになるが

 

速度調整はどうなるのだろうか

 

既成の考え方かもしれないが不便なような気がする

 

もし僕が新しい家庭用ミシンを購入するとしたら(まずないが)

 

フットコントローラーのあるミシンを購入するだろう。

 

 

青空洋服店のシンガーミシンのシリアルナンバー

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188U

 

287.jpg

287

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289

 

どれもTからはじまり宇都宮工場の日本製シンガーというのがわかる

宇都宮製シンガーミシンのシリアルナンバーはTAではじまりTYで終わる
188UはTB534780で50年代末か60年代初めの製造ではなかろうか?

 

287と289はTCで同年代でTC782950の289がやや古い製造

 

刻印の文字の大きさはほぼ同じなので

 

画像から職業用188Uの上下送り軸が家庭用287と289より、倍くらい太いのがわかる

この辺りが職業用と家庭用のちがい

287と289は同じボディかと思ったが違うよう

191Uとモナミはまた次回に調べる。
こうなると本家米国製や英国製シンガー(なんとスコットランド製)やドイツ製シンガーに興味津々
ドイツ製など工作精度が高く、さぞかし美音のシンガーミュージックで精緻な縫い目を想像してしまう。

シンガーミシンのシリアルナンバー

シンガーミシンはシリアルナンバーで

動画の201-2はAH03722で1947年製造
1947年でダイレクトドライブ(ギヤドライブ)のすごいミシン
惚れ惚れする滑らかな動作音!
我が家の188Uは日本製で宇都宮工場での生産
というのまではわかっているが
シリアルナンバーが、どこに刻印してあるかは不明
いずれ、捜してみます。
多分ベッド下ではないかと思います?
リンクページによると1956年からの製造です。

ジグザグミシン

シンガー287とモナミがある

 

どちらも家庭用

 

モナミはちょっと調子が悪い

 

287は直線縫いはまったく問題がないがジグザグへできない

 

287をなんとかするつもり

 

なぜかというと

 

今作って洋服はジグザグミシンでの始末がいいなと思っている。

 

 

ファイル 2016-09-14 21 06 26.jpg

コストダウンということ

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手元にあるミシンのフットコントローラーを並べてみた

 

右から 

 

50年代 シンガー

70年代 シンガー

今の ベビーロック

 

もう説明など不用の一目瞭然

 

底面

 

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黒塗りヴィンテージシンガーは魅力的

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YouTubeでレストアされたピカピカ201-2を見てからは

191Uと188Uを少々磨きなおした
もっとも191Uは掃除と注油も必要な頃だった
どちらも50年代末から60年代初めの製造
コストダウンという言葉のない時代の
鋳物ボディーに加工精度の高いパーツを組み込んだシンガーミシン
動作が安定しているので結果として縫い目も安定している
そんな古いミシンで酔狂なと思われかもしれませんが
一度縫ってみたら縫い目と動作に納得するはず
最新工業用職業用ミシンのように自動糸切りや
コンピューターによるモーター制御などないが
自分の仕事には必要十分な道具

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191U魅惑のショット

黒塗りに金色シンガーが三つ重なる

 

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モーターも新品当時の純正品

 

 

フットコントローラは金属板も塗装も肉圧

コードを束ねてある端布はイタリア製の海島綿ボイルプリント

 

 

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銘板が泣かせる

 

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こちらは職業用188U

家庭用191Uとの大きさとプロポーションの違いを見るのに

撮影のためちょっとだけ置いてみた
職業用188Uは191Uより
左の天秤、針棒、押さえの部分が高く
ベッド部分も巾広く 
188Uの方がスマートなフォルム
どちらも発売当時は
とても高価で、積み立てして購入した経緯がある
二台とも日本製シンガーミシン
仕事道具が好きなのだから悪いことではない。

 

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Direct-Drive Vintage Singer Sewing Machines, 201-2 vs 15-91

 

ダイレクトドライブミシンは最新JUKIと思っていたが

流石にシンガー
ヴィンテージでダイレクトドライブがあった
おそろしく滑らかな音
これぞシンガーミュージック
まだまだ自分は修行が足りない
ピカピカでこの動作
こんなのでシフォンジョーゼットやオーガンジーの1ミリピンタックを縫ったら最高だね
シンガー201-2が名機というのは知っていたが
ダイレクトドライブでこんなに凄いとは思ってもいなかった。
欲しい