肩あげ 肩身上げ

10.jpg

 

本来は子供に着物の寸法をあわせるためのもの

 

舞妓さんの着物は肩身上げをします。

 

子供の着物は裄寸をあわせるだけでなく肩身上げをしてあげるのが可愛いです

 

 

崩すというのも程々が

崩すというのは、程度が問題で

 

小粋さと洒落っ気が残るのが肝要

 

あまりやり過ぎると下品でコスプレみたいになる

 

上等な品を崩すのはそうでもないが

 

安物の古着など崩しすぎると胸ヤケしてくる

 

とくに着物はそういう印象

 

アンティークでもなんでもない、安物のカビ臭い傷みのある古着だ。

古典柄で現代的な色づかい 西陣 唐織綴  笹蔓紋様袋帯

30.jpg

 

こういうのが好みです。

アンティークの着物というけれど

500.jpg

 

センスの問題で

着崩し過ぎるのも

漫画のようで悪趣味のようにも思う

もっとも全てを否定するわけではない
美しくスマートな着こなしもある
たいていは京都に多い

 

田舎くさい帯合わせと

ゴテゴテとした着付けも胸がやける

これでもかとやりすぎというのが子供っぽい

寸法も裄も短かったり、長すぎたりで

 

ネットで見かけたこのアンティークの帯は

好みの梅で許容できる

古くさくなく都会的に着こなしたいもの

 

もっとも、

カビくさい着物というのは僕は最初から嫌いなんだけどね

 

正統でありながら現代的で洒落たのが好みです

龍村さんの帯など拝見すると

もう他のは見られないのも事実

センスの問題

30.jpg

手描友禅でなくても
西陣手織り袋帯でなくても
アンティークの古着でも
インクジェットプリントでも良い

要するにセンスの問題ではないでしょうか?

着物はカタチとしてのデザインは変わらない
テキスタイルデザインとその組合せが命だから
それをあわせる人のセンスということになる。

正統ではないけれど

33.jpg

ばかばかしい品のないコスプレ着付けでないので許せる

Facebookに龍村さんの帯をシェアしてもいいね!は少ない

本物を知らない。

龍村さんの本袋帯



こういうのを拝見すると他のものは見られない
龍村さんFacebook

小倉淳史 辻が花




小倉健亮愛弟子の小倉敦史さんの辻が花
これが本物の辻が花
品良くおそろしく美しいです。

辻が花

th.jpg

これが本当の辻が花です。
小倉健亮氏のお弟子さん森健持作氏の作
品がちがいます。
よくあるケバケバしい辻が花風とは別次元です。

以前、小倉健亮氏の作品を取り扱っていました。

着物というのは品が一番大切で重要です。